えちごきがみ
Tel:0258-41-9770
越後生紙振興会
え ち ご き が み
新潟県内で手漉き和紙を作る6つの工房が集まり発足した会です。
新潟の手漉き和紙文化の普及と振興を図っています。
私たち越後の紙屋は昔ながらの手法を使い、
自然と人の手の温もりを感じる
和紙文化を伝承しています。
越後の紙屋から…
越後の紙屋は、原料の楮(こうぞ)を育てる…雪の季節に紙を漉く…春の陽で紙を干す…。実は100年余り前まで当たり前だった。今、紙を育てる紙屋は、現在全国200戸余りの中でも1割にも満たない。越後では奇跡的に現代に繋いでいるのです。現在、正道ともいうべき紙作りは、便利な紙に取って代わり、本物を見分けることも使いこなせる人もわずかになり、このままではやがて消え去るでありましょう。本物(自然)を残すことは、本物を使える人を増やすしかなく、それは本物を知る人を増やすことに他ならないのです。越後の紙屋が伝統の紙を継ぐ意味は、いつの時代も人が自然と会話しながら生きる姿勢を守り繋ぐことにあるのかも知れません。洋紙100年、和紙1000年といわれるように楮の靭皮繊維を使うことで、抜群の耐久性、強靭性そしてやわらかな光沢など、美しい紙は世界においても高い評価を得ているのです。
和紙(生紙)は、日本の誇れる財産です。
越後の紙屋全員がこうした真面目な正道の紙を今日も守り伝えているのです。
会員工房の紹介
越後生紙振興会は2009年に、新潟県内の紙屋が集まって発足し、新潟の生紙(和紙)文化の普及と振興を図っています。
私たち越後の紙屋は、
昔ながらの手法を使い、
自然と人の手の温もりを感じる
生紙(和紙)文化を伝承しています。
柏崎市高柳町
越後門出和紙
毎年積雪が2mを超える雪深い里、門出の地で「風土の紙を育てる」ことを理念に、楮を育て、日々、自然と向き合いながら暮らしています。
新潟県柏崎市高柳町門出2851
0257(41)2361
十日町市犬伏
伊沢和紙
地域の人に支えられ楮の栽培をしており、最近は、自然の繊維で紙を作ったりしております。
自然が織り成す素朴な紙や無骨な紙を作っております。
新潟県十日町市犬伏143
0255(95)6692
長岡市小国町
小国和紙生産組合
原料のこうぞの栽培から製造、販売まで一貫して行ない冬は小国紙や雪晒しなど伝統的な技法を守り、多種多様な紙をすいています。工房の見学や紙漉き体験、工作なども承っております。ぜひ一度ご覧ください。
新潟県長岡市小国町小栗山145
0258(41)9770
西蒲原郡弥彦村
紙工房 泉
紙工房泉は、越後弥彦山の麓で、自然や地元の素材を大切にした手漉き和紙をつくっています。
和紙の『強さ、美しさ、温かさ』が伝わる紙づくりを目指しています。
西蒲原郡弥彦村上泉1877
090(2764)6030
※生紙(和紙)の事や購入については各工房や事務局までお問い合わせください。
越後の生紙(手漉き和紙)を応援してください
賛助会員 入会のお願い
「越後の紙屋から」で述べましたように、今日の生紙生産地がとても
厳しい現況にあり、点であった産地が一同に集まることとなりました。
そこでお互いが共有する「想い」を「形」にすべく「越後生紙振興会」を設立いたしました。
紙を作ることしか経験のない私たちですので、アドバイスや資金など支援して下さる賛助会員
を呼びかけさせて頂きます。どうか、我々の「想い」に賛同して下さる方から
ご入会して頂きたく、心よりお願い申し上げます。
尚、会費や寄付金は下記の目的に使用することとし、
毎年の総会時に事業や会計の報告をさせて頂きます。
(1)越後の生紙を知ってもらう周知の活動。
広報、会報(越後のキガミ)発行、展示会の開催、
Youtube「越後キガミチャンネル」の運営など
(2)後継者育成や研修会の開催費用
(3)その他、
年会費 ○個人1,000円 ○団体10,000円
○ご入会を希望の方は下記の問合せフォームへ必要事項を入力のうえ、
お申し込みください。(賛助会へ入会をチェックしてください)
折り返し年会費お支払いの案内などを送らせていただきます。
ご不明な点がございましたらお問合せください。
お問い合わせ
越後生紙振興会に関するお問い合わせ、
賛助会ご入会については右記フォームに
必要事項をご記入のうえ送信してください。
【事務局】小国和紙生産組合(担当 今井)
〒949-5341 新潟県長岡市小国町小栗山145
0258-41-9770
0258-41-9771(Fax)